政令指定都市初、国際認証の快挙!

さいたま市は25日、市民ネットが中心となって推し進めてきた、WHO(世界保健機関)が推奨する
セーフコミュニティ(安心安全都市)国際認定の「内定」を頂きました!
令和元年7月24~25日にわたって、セーフコミュニティの国際認証主審査委員は、本市の3か年をかけたセーフコミュニティ取り組みの現地審査を実施しました。*会場=常盤会館(市役所隣接)・あいぱれっと(浦和区木崎)。


本市セーフコミュニティ認証活動に3年間取り組んできた市民ネットメンバーは、子ども委員会で水野委員長と古川委員、高齢者委員会の森田副委員長と丸川委員、自転車委員会の井出副委員長がそれぞれ発表・答弁席に着きました。
また、佐々木正子理事が民間視察、谷中信人顧問が市議会議員として視察しました。
市民ネットでは、本市のセーフコミュニティ国際認証取得あたって、5委員会中3委員会の正副委員長を担い、常に主導的役割を果たしてきました。

さいたま市子ども家庭総合センター「あいぱれっと」への現地視察

さいたま市は安心安全“5つ星都市”との証明

 25日午後5時、清水市長、民間委員、参観の10自治体関係者、所管の山崎総務局長はじめ市執行部、担当職員、報道関係者の見守る中、セーフコミュニティ国際認証主審査委員のジョンイ・ペ 博士(韓国インジェ大学教授)、クストフ・ダラル博士(スウェーデンエレブルー大学教授)は約1時間にわたって講評。

 

 最後に「コングラッチュレーション!」と結んだ瞬間、会場は大きな歓声と拍手に包まれました。わたしたちのさいたま市が、上質な安心安全都市と認定されたのです。

 セーフコミュニティは認証されてからが本格的スタートです。市民ネットは「市政サポートNPO」として、本市セーフコミュニティをさらに前進、常に改革させ「住んで良かったさいたま市と誰もが思えるまちづくり(市民ネット設立目標)」をめざして安心安全活動を展開してまいります。

 さいたま市の歴史的認証式は下記の日程で行われます。

さいたま市セーフコミュニティ認証式典

◆日時 令和元年11月20日(水)15:00~16:45

◆会場 コルソホール(浦和駅西口 浦和コルソ7F)

清水勇人市長メッセージ

インターナショナルセーフコミュニティの現地審査と認証内定

723日の市長表敬から始まり2425日の2日間にわたってインターナショナルセーフスクールの現地審査が行われました。

平成28年のキックオフ宣言からはじまり、自転車の安全、高齢者の安全、DV防止、自殺予防、子どもの安全の5つの分野で、NPOや関係する団体や事業者みなさんのご協力によって、市民と行政が対策委員会を設置し、現状のデータからしっかりと課題と要因を分析しながら、解決のために様々な事業を行い、検証しながら進めてきました。

4年の取り組みを韓国、スウェーデンから二人の国際セーフコミュニティ認証センター公認審査員が来日し、書類審査、前日の私との面談、2日間にわたる各対策委員会からの報告を聞き、審査が行われました。

この取り組みは安全という分野だけではなく、これからの市の直面する様々な課題を解決していくためにも、また、計画を実施していくためにも重要な手法です。

行政と市民や事業者がともに様々なデータを集め、分析し、要因など現状を把握し、その上で、対象や解決のためにどんな事業や取り組みを行ったらよいかを話し合い、そしてその事業を協力し合いながら実施していく。

さらに、様々な情報やその成果を共有し合い、評価し、改善するというプロセスを踏みながら取り組んでいくことは、大変重要なことであることを再認識しました。

今後、各対策委員会同士の連携やさいたま市としてさらに、自然災害やスポーツやレクリェーション、交通などの安全対策分野についての検討をしていくこと、各委員会の連携、あるいは今後の活動の継続、より多くの方々を巻き込むことなどのアドバイスも審査員からをいただきました。

さいたま市は、WHOが推奨している国際セーフコミュニティの国際認証の内定を国内では16番目(政令指定都市が全市を対象として国際認証は初めて)に受けることができました。

国際セーフスクールの認証に続いて、コミュニティでも認証されました。

しかし、セーフコミュニティの認証はゴールではありません。

むしろさいたま市が安全な街に、そして市民と行政が共に感じ、共に汗をかき、絆を深めていくまちへ、さらに前進していくための第一歩と言えます。

引き続き、市民のみなさんと一緒にしっかりと取り組んでまいります。

11月に正式な認証式が行われます。(清水市長フェイスブックより)

市報 令和元年9月号より

セーフコミュニティの現地審査の模様はこちらの【さいたま市民テレビ(井出哲由局長)】をご覧ください。

 

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(Report 水野臣次)