新天皇陛下とさいたま市
天皇陛下御即位、令和時代スタートおめでとうございます。
新天皇陛下と、さいたま市とのご縁は深く、陛下は皇太子時代に2回、本市をご行啓(訪問)されています。
初めてのご訪問は平成18(2006)年2月14日、緑区の見沼通船堀をご視察されました。
これは、人類の水事情・水質の改善をご研究されている陛下が、同年にメキシコ合衆国メキシコ市で開催された「第4回世界水フォーラム」において、「江戸と水運」をテーマにしたご講演に先立つ現地視察です。
陛下は記者会見で次のようにお話しされています。
「今回の水フォーラムでは,水フォーラム側からのお話もあり、『江戸と水運』というテーマでお話をさせていただこうと思っています。メキシコ市は東京と並ぶ世界でも有数の大都市ですが、東京の前身の江戸の発展に水運や上水道の整備がいかに重要な役割を果たしたかということを、先日訪れた埼玉県さいたま市にある見沼通船堀や玉川上水を例にお話してみたいと考えています。」
陛下は、当時の相川宗一市長のご案内で通船堀をご視察、記念植樹をして下さいました。
陛下が御自ら本市の見沼代用水・通船堀を世界に紹介して下さったことは、130万さいたま市民の歴史的名誉です。
第二回目のご訪問は平成21(2009)年11月17日、大宮区のソニックシティーで開催された「第12回全国農業担い手サミット」への御臨席。これに併せて「皇太子殿下の地方事情御視察」として、見沼区の黒臼洋蘭園にご来園されました。
爽快な梅の薫りと、人々のあたたかい絆のなかで始まった令和時代に、私たちさいたま市民は本市に深いご縁のある天皇陛下とともに平和の道を歩んでまいりましょう。
天皇陛下が皇太子時代にご視察、御自ら世界に紹介して下さった見沼通船堀(国指定史跡)を、ご即位を記念して130万市民総がかりで世界遺産に登録させましょう!
さいたま市民ネットでは令和元年5月1日に「さいたま市民通船堀世界遺産協会」を発足させ、通船堀の世界遺産登録を推進する運動を開始しました。
*「見沼通船堀(緑区大字大間木123)」とは、パナマ運河より180余年も前の1731年に開通した、水位の昇降によって船を通す仕組みの世界に誇る画期的な運河です。令和元年より水位昇降の実演が再開されます。
現市庁舎には「アニメの殿堂」を復活誘致し街を活性化!
市民ネットでは現市庁舎を、新都心駅隣接の線路上空間*に複合ビルとして新設移転、10区すべての市民にとって利便性高い世界一の公共施設を提案しています。
現庁舎には、麻生内閣時代に文化庁所管で計画された「アニメの殿堂(国立メディア芸術総合センター)」を復活誘致、国際的観光地域として発展させます。
*ダイヤゲート池袋 ・バスタ新宿・新宿ミライナタワー建設で実証済み。
市民ネットでは、若者の間で全世界的なブームとなっているeスポーツを、コンピュータゲームの先駆者である現在の中高齢者層*に活用して、人生100年時代を健康に生きる必須アイテムとするために、世界で初めて『シルバーeスポーツ』という新分野を提唱、各界と協働での推進と展開をスタートしました。
市民ネットが提唱する「シルバーeスポーツ」は、3月23日付 日本経済新聞夕刊1面トップで紹介されました。
*1978(昭和53)年に一世を風靡したスペースインベーダーや1983(昭和58)年発売のファミリーコンピューターゲームに熱中した人たちは今や中高年。
*さいたま市市民協働推進課さいたま市民活動サポートセンター「さポット」でも公開されています。http://c.saitamacity-support.jp/gnks13/pub/sheet.php?id=142887
(編集責任者 水野臣次)