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人気の台湾北部を満喫
7月10日、台風8号を追い風にしてキティちゃんと一緒(エバ航空)に成田を飛び立った市民ネットカルテットは、台風の台湾上陸前に世界有数の「台湾桃園国際空港」に上陸。夢と希望の国台湾に着いた。
台湾北部を中心に巡る旅行は、国内では味わえないスリルと感動に満ちた珍道中。
3泊4日で台北・北投温泉・九份・十分・基隆など、台湾北部の有名スポットを楽しむ旅は
具だくさんの大盛り丼。
アジアの翠青 台湾
日清戦争後、平和条約によって晴れて日本になった台湾島は、九州ほどの大きさで、熱帯から温帯まで幅広い気候に恵まれた魅力的なアジアの翠青。
日本は、台湾の割譲を受けたあと、ヨーロッパが世界でやっていたような植民地化、愚民化政策をとらずに台湾住民の幸せのために日本化を目指し、膨大な予算と人材を投じてインフラ整備に注力。結果、台北の街並みは今日に至っても広くてゆったり。バイクが固まりになって道路の右側を楽しそうに爆走するエネルギッシュな風景は、躍進台湾の象徴!
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“南国の夏”に唄った『北国の春』
まず印象に残ったのは観光地の随所に残る昭和時代の日本色。
昭和にスリップしたような台湾の街並みを楽しみながら立ち寄ったお土産店で「日本ノ歌手サン、何カ歌ッテ!」とリクエストされたので、『北国の春』を唄ったところ、居合わせた観光客や店員の人の輪ができ、日本語と台湾語がミックスしての大合唱。台・日は一家族であること実感の劇的一幕。
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ホワイトの自由広場
台北市内の中心部に広がる「自由広場」は、ホワイトを基調として美しく整備されたオアシス。奥には「台湾民主記念館(旧中正紀念堂)」がそびえ立ち、そのなかには蒋介石の巨像が展示されてあった。
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ロマンの街並み・夢のランタン上げ
台北郊外のリゾート地『九份』『十分』の石段はロマンチックだが、ワガハイのような睡眠障害の高齢者には、チトきついリハビリ。
アニメ『千と千尋の神隠し』に出てくるような昭和風の建物が、赤い提灯を揺らせて谷底に張り付いていた。
九份を後にして訪れたのはお隣の『十分』。ここでは夢の世界の『天燈(ランタン)上げ』を楽しむ。皆さんの幸せを書き込んで、縦横1メートル以上もあるランタンに火を灯すと、悠然とまっすぐに台湾の星空に昇って行った。
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カラフル台湾
という訳で、台北ではカラフルな電飾と美味しい香りに包まれた活気の「夜市」で、珍なるものを買ったり食べたり、日本の神社鳥居がある「林森康楽公園」では、炎天下で台湾美人をナンパしたりと、台湾珍道中は、貴重な体験ばかりのエキサイティングな日々でした。
しかし今回は台湾旅行のプロローグ。台中・台南・台東等々、台湾名所メニューは、時間制限なしの巡り放題バイキング!
これからゆっくり台湾フルコースを人生の楽しみにしよう。
Report 聖盧西亞(サンタルチア)加藤