森田先生

さいたま市民ICT協会 会長 森 田 孝

 

夫婦でICT活用して楽しい毎日を過ごす挑戦始めて間もなく1年になります。

そこで、最近の出来事をご報告いたします。

【高齢者が集まってカラオケを楽しんでいる市民活動の話】パソコン1

毎週一回カラオケの例会が公民館で開催されます。

6月例会で、公民館予約担当者が急遽退会することになり、退会者が担当していた公民館の予約係を引き継ぐことになりました。

70歳を越えた前任者はPCが利用できないので、雨にも負けず風にも負けず、暑さにも寒さにも耐えて毎回公民館へ行き係員のアドバイスを受けながら予約をしていました。また、抽選発表は公民館まで行き確認していたのです。

公民館までは徒歩で普通10分位かかりますが、70歳を過ぎた妻は歩行が困難で30分ほどかかります。先任者のように歩くのは辛いので、タブレットを利用して公民館の利用予約を試みたのです。

7月1日午前8時30分に10月分の予約を自宅からPCで行ないました。

「さいたま市公共施設予約システム」トップページからID,パスワードを入力し手続き完了。そして、15日午前5時から抽選結果発表だが寝坊して自宅から7時にPCで、結果を確認。

この経験をもとに11月分の予約を8月1日に、今度はタブレットで実施し、15日に予約の確認ができました。

ICTを利用することによって、歩行困難でもICTでカラオケ会員の役に立つことができたのです。

タブレット【今後、改善していきたいこと】

・操作手順がわからない。例えばInternet Explorerから「予約システム」立ち上げるまでの操作。

・表示された「システム」のボタンの機能がわからない。

・公共施設、利用月日時間、利用目的等の選択入力方法がわからない。

・入力など一つの作業終了後の操作がわからい。

・サイトで使用する言葉が理解できない。

・サイトの利用方法をまず読むこと。

・カーソルのシンボルが画面によって変わる。

①→指マーク☝、②→|、③→点滅している|

特に②と③が重なると今何をしたらよいかわからなくなる。など

今後も、このような実体験を活かして、多くの高齢者のみなさまにICTを普及して、便利で快適、心豊かな日々を送って頂ければと思っております。